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内分泌内科のご案内

私たちの体は、様々なホルモンによって精緻に調整されています。ホルモンは「体内の情報伝達物質」とも言われ、少量でも強力に作用して、全身の機能に影響を与えます。このバランスがわずかに崩れるだけで、体調や気分、代謝に大きな変化が現れることがあります。
長泉町・三島市エリアにあるみしま長泉Tmクリニックの内分泌内科では、甲状腺をはじめとする内分泌器官から分泌されるホルモンの異常による様々な症状や疾患に対応しています。「疲れやすい」「体重が急に変化した」「動悸や発汗が増えた」など、原因不明の体調変化を感じている方は、ホルモンバランスの乱れが隠れている可能性があります。
内分泌疾患は早期発見と適切な管理により、多くの場合、快適な日常生活を取り戻すことが可能です。小さな変化も見逃さない丁寧な診療で、あなたの体と心のバランスを整えるお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
よくあるお悩み
- 疲れやすく、いつも体がだるい
- 急に体重が増えた(または減った)
- 体がむくんでいる
- 暑がり(または寒がり)になった
- 動悸や息切れがする
- 手指のふるえがある
- 喉の腫れや違和感を感じる
- イライラすることが増えた など
当院の内分泌内科の特徴
総合的な評価から適切に診断
内分泌疾患の診断では、血液検査の数値だけではなく、症状や生活背景も含めた総合的な評価が重要になります。詳細な問診と適切な検査を組み合わせて、お一人おひとりの状態を多角的に判断します。
「検査値は正常範囲だが症状がある」といったケースにも丁寧に対応いたします。
包括的なケアでQOLを向上
ホルモンバランスの乱れは、身体面だけではなく心理面にも影響を及ぼすことがあります。当院では薬物療法だけではなく、栄養指導や生活習慣の改善のアドバイスなども含めた包括的なケアを行って、患者様のQOL(生活の質)の向上を目指します。
内分泌内科で診る主な症状・疾患
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺が過剰に働き、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌される自己免疫疾患です。「体のアクセル」が常に踏み込まれた状態となり、動悸、発汗増加、体重減少、イライラ感、手のふるえ、目の突出などの症状が現れます。
若い女性に多く見られますが、どの年齢でも発症する可能性があります。抗甲状腺薬による薬物療法が基本となります。
橋本病(慢性甲状腺炎・甲状腺機能低下症)
甲状腺に対する自己免疫反応により、甲状腺が徐々に破壊されて機能が低下する疾患です。「体のブレーキ」が常にかかった状態となり、倦怠感、寒がり、むくみ、体重増加、思考力低下、便秘などの症状が現れます。
中年の女性に多く見られますが、発症初期は症状が軽微で気づかれにくいことも特徴です。不足した甲状腺ホルモンを補充する薬物療法が基本となります。
甲状腺結節・腫瘍
甲状腺にできる「しこり」の総称で、良性から悪性まで様々なタイプがあります。多くは良性で無症状ですが、大きくなると首の違和感や圧迫感を引き起こすことがあります。
甲状腺エコーで発見されることが多く、状況に応じて細胞診検査を行い、良性・悪性を判断します。
その他の内分泌疾患
その他にも、次のような症状・疾患も対象となります。
- 亜急性甲状腺炎
- 無痛性甲状腺炎
- 副甲状腺機能亢進症・低下症
- 下垂体機能異常
- 副腎機能異常
- 性腺機能異常
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 糖尿病(ホルモン異常関連) など
内分泌内科で受けられる主な検査
甲状腺超音波検査(甲状腺エコー)
甲状腺の形態、大きさ、内部構造、血流などを確認する検査です。結節(しこり)の有無や性状、びまん性の変化などが評価できます。
※甲状腺エコーが必要な場合、専門機関をご紹介します。
